来年の茨城県立高校入試の展望②
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茨城県立高校入試について、前回に引き続いて記述してまいります。
来年(2023年3月実施)の入試がどうなるか、考察していきたいと思います。
まずは当方の予想から。
【予想】
①記述式の問題は、全教科で復活する(ただし、昨年(2021年3月)よりは少なめ)。
②国語は難化、数学はやや易化する。
「当方の予想」と偉そうに述べましたが、ほとんどの塾関係者も似たような予想をしています。もう少し詳しく説明させて頂きます。
(予想①)
記述式の問題は、全教科で復活する(ただし、昨年(2021年3月)よりは少なめ)。
⇒今年(2022年3月実施)のテスト内容について、各方面からかなりの批判的な意見が教育委員会等に寄せられていると耳にしました。また、今年のテスト内容では、義務教育で重要視されている「表現する(書く)能力」を測ることが出来ません。教育委員会に常識的な判断力があれば、出題内容は、昨年の問題に近づけるものと思われます。
ただし、そもそも出題内容を変更した要因である、「採点ミスの撲滅」「採点担当者の負荷軽減」について、抜本的な解決が図られたというような情報を耳にしておりません。よって、記述問題は復活するものの、昨年の問題よりは減るのではないかと予想します。
(予想②)
国語は難化、数学はやや易化する。
⇒記述問題の消滅に話題が集まっているのですが、実は今年度の入試ではもう一つ大きな問題がありました。それは、科目間の点数のバラつきが非常に大きかったことです。以下に科目ごとの平均点を示すと、
国:78点 社:61点 数:47点 理:50点 英:50点 計:286点
(小数第1位で四捨五入)
5教科合計では例年並みの点数となっていますが、国語が異常に高く、数学・理科・英語がやや低くなっています。国語と数学では、実に31点もの差がありました。過去の科目ごとの平均点を見てみると、だいたい55~60点ぐらいになる場合が多いですので、国語は難化、数学はやや易化すると予想します。
以上がおおまかな予想です。
次回は、当方のメイン指導科目である数学について、どのような出題になるのかを考察(予想)したいと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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